crafts’s note

気づいたり調べたことをメモしておきます。

中長距離やマラソンコースとしてサーキットは選択肢になるのかな?

テレビ番組で、サーキットコースと思われるところを中高生、芸人、現役選手がマラソンの競争してました。

そのサーキットは素人目には起伏が激しく、コーナーも急なので高速車両に向くのかな?と思いながらも、楽しくそれぞれの走りを見させてもらいました。

もともとサーキットレースを目的に作られてるならば、駐車場やそこそこの人数が集まっても対応出来るだけの施設と設備などがありますよね。

なるほど、これは車やバイクだけを走らせるのはちょっともったいない感じがする。

ふとTVバラエティで使われるならば、コスト重視に違いない!と思い、ちょっと調べてみました。

 

運営費と検索すると知名度が高い東京マラソンの場合がでてきます。

さっと下記の資料をみてみたのですがネットにあるような明細が見当たらない・・・

http://www.tokyo42195.org/common/pdf/plan2017.pdf

 

代わりに2017年の第七回大阪マラソンの資料を見てみます。

https://www.osaka-marathon.com/2017/info/schema/history/pdf/material21.pdf

ありました!

16ページに明細が載ってます。
大雑把に下記のようになってました。

  • 広報・イベント費 約13.8億
  • 安全対策費 約3.5億
  • 大会運営費 約7億
  • エントリー・記録関係費 1.1億
  • 事務局費 1.8億

支出はざっくり14億円弱です。

収入の方は14億強で、半分以上が企業協賛金、3分の1が3万人の参加費でした。
黒字額は120万で、翌大会に繰越です。赤字にはなってないですけど、ギリギリなんですね・・・


さて本題、テレビで楽しませてもらったサーキットについても調べてみます。

初回の場合、一日貸切で

  • 平日 45万
  • 土日 70万

規約には、マラソンもOKとは書いていないので、番組が交渉したのだとは思いますが、サーキットの場所と名前は伏せておきましょうか。

番組の制作費は、ちょっと調べても出てこない・・・ので、別の機会に。

 

サーキットはもともと集客、運営、記録などを想定して作られた施設なのでお手頃料金でいけそうな気がします。

サーキット場を利用するマラソンというのは、施設を持て余しているような企業と、運営で悩む大会側と、走りたいランナーをうまくつないでくれる一つのアイデアかもしれない・・・かも。